耳垢 甘い匂い

甘い匂いのする耳垢には注意

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耳垢は中耳を乾燥から守り、虫や病原菌の侵入を防ぐなど、それなりに重要な役割を果たしています。
きれい好きで常に耳掃除をしている方もいますが、耳垢を取りすぎると炎症を起こしたり鼓膜を傷つけたりすることもあるため、ほどほどにしておくのが無難といえます。
ただし耳垢の状態から体調が判定できる場合があり、健康チェックの目安にはなります。
耳垢は人によって湿ったタイプと乾いたタイプに分かれ、色や粘り気などにも個性があります。
また匂いもさまざまですが、その人の体臭をよく反映していると考えられます。
腐った肉や卵のような悪臭がするときは、消化器系の不調や過剰なストレスが影響している可能性があります。
こういったときは口臭などもきつくなるのが普通です。
これに対してバナナやココナッツなどの甘い匂いがするときは、一見体調が良さそうに思えますが、実は糖尿病にかかっている可能性があります。
思い当たるときは、健康診断を受けることをお勧めします。

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耳垢の甘い匂いの原因は、ケトン体であると言われています。
ケトン体は肝臓で脂肪酸が分解されて生成される物質で、エネルギー源などとして使われます。
体のエネルギーになるのは通常はブドウ糖ですが、ブドウ糖が不足するとケトン体が大量に生成されます。
すい臓から分泌されるインスリンは、血液中のブドウ糖を細胞に取り込む働きを持っています。
インスリンが少ないか、その働きが悪いと、ブドウ糖が細胞内に取り込まれず、エネルギー不足の状態になってしまいます。
そのかわり血液中の糖分の値が上昇します。
これが糖尿病です。
ケトン体はエネルギー不足のとき大量に生産されるので、たとえば過剰なダイエットをしたときも、体から甘い匂いがすることがあります。
これを飢餓臭とかダイエット臭という人もいます。
いずれにせよ普段と違う匂いがするときは、何らかの異常が発生しているサインと考えられます。
たまには耳垢も調べてみて、健康管理に役立てましょう。

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